防災訓練(6年生 総合)
2025年5月24日 (土)
金曜日に、6年生が防災訓練を行いました。午前中は非常用備蓄米を使ってお米を炊く活動、午後は赤十字防災ボランティアの方による講演を聞きました。
午前中の活動は、大きな災害が起きて電気やガスなどのライフラインが停止したという想定で行われました。非常時用の防災袋に、一人0.5合のお米とペットボトルの水を入れたものを、竹馬広場に準備した大きなお鍋で沸かしたお湯で茹でます。熱湯の中で30分間、非常時用のご飯ができました。お米は想像以上にふっくらと仕上がり、「おいしい!」という声が多く聞かれました。非常時はこんな感じなのかな・・と、経験のない“非常時”を想像しながら味わう子どもたちでした。
続いて午後は講演です。「自助・公助・共助」をキーワードに様々なお話を聞きながら、災害時のことや防災について学びました。私たちが生きる上で不可欠な食料や水、電気、ガスなどが手に入らなくなることがあり、日頃からの備えが大切であるとことも改めて実感しました。子どもたちは、実際に新聞紙でスリッパを作る活動をしました。完成したスリッパを履き、「意外と歩きやすいね!」と教室の中を歩き回る子どもたちもいました。
災害を知ること、そして自分にできることは何かを考え、防災への意識を高めること。そのような多くの学びを得た防災訓練になりました。