避難訓練~災害時に備えて~
2025年4月14日 (月)
今年度1回目の避難訓練が、地震を想定して行われました。今回は、机の下にもぐって落下物を避けたり、放送や先生の指示に従って速やかに避難を行ったりする練習をしました。緊急地震速報の独特なチャイム音が聞こえてくると心がざわざわするものですが、子どもたちは比較的落ち着いて動くことができました。「お(押さない)・か(駆けない)・し(しゃべらない)・も(戻らない)・ち(近づかない)」を頭に入れて、緊張感のある動きで訓練ができたように思います。
地震や火災などの緊急時には、普段の心がけがとても大切になってきます。例えば、席を立つ時に椅子をしまう習慣がなかったり、整列に時間がかかってしまったりすれば、安全な避難が難しくなります。ハンカチを毎日携帯していなければ、火災時に口を押えることができません。"当たり前の習慣" を振り返るきっかけにもなり、有意義な訓練となりました。
14年前の東日本大震災以来、幸いにも桐光小の学校生活の中で大きな地震は起きていません。あの日の経験から学んだことは多くあり、今に生かされています。災害が起きないことを願いつつ、万が一のことを心のどこかに留めて、万全の態勢を整えていきたいと思っています。