陽だまりの農園
2025年3月26日 (水)
校舎前の河津桜も、いつしか葉桜になりました。春の日差しが一段と感じられるこの時期、農園の花々が眩しいほどに輝いています。昨日の写真です。
オオイヌノフグリは、昆虫が盛んに活動する気温に合わせて花を咲かせます。かわいらしい花ですが、一日花といって、花を咲かせた日の夕方には花弁が落ちてしまうのだそうです。太陽を見上げて、一生懸命春の訪れを教えてくれていました。
農園の一番下の斜面には、菜の花が春風に揺れています。テントウムシやハチが忙しそうに動き回っていました。静かに、力強く活動を始めた虫たちのマクロな世界。そっと覗いてみるといろいろな発見があって楽しいものです。
子どもたちは春休み中ですので、静かな小学校です。年度末の業務から、少しずつ来年度に向けた準備に移っていきます。新しい学年への進級を前に、期待に胸を膨らませている子もいるでしょう。ドキドキしながら、入学を控えている子もいることでしょう。私たちも、春の新しい出会いを心待ちにしていたいと思います。