知的財産の特別授業(4年生 総合)
2024年11月20日 (水)
今年も、弁理士である廣田先生による「知的財産」の特別授業が行われました。
知的財産とは、「人が考えたいいモノ・いいコト」を指します。大昔の人が生み出した石包丁から、現代のICT機器に至るまで、人類の歴史は発明の歴史でもあります。授業では、「商標(マーク)」「著作物」「発明」「意匠」といったテーマに沿って、毎回興味深いお話をお聞きすることができました。
「今日は原始人になったつもりで、マンモスとたたかう方法を考えてみよう!」「有名な知的財産の商標(マーク)や意匠(デザイン)、それらを真似してもいいの?」など、先生から様々な問いが投げかけられると、子どもたちは一つひとつ真剣に考え、学びを深めていきました。知的財産の授業を通して学んだことは、人が一生懸命考えた工夫やアイディアは尊いものであるということです。自分の考えを大事にすると同じくらいに、友だちの考え・ひらめきも大切であるということ。また、一人ひとりのひらめきがより便利で豊かな社会を作っていくということにも気づいたことでしょう。
学習を終えた後には、「あったらいいな!こんなモノ」をテーマに、発明家になったつもりでより便利な道具を考える活動を行いました。子どもらしい発想力を生かした、素敵な作品が多く生み出されました。ひかりホールでの発表では、緊張しながらもステージで一生懸命説明した子どもたち。発表を聞く態度も素晴らしく、子どもたちは友だちの説明を楽しそうに聞いていました。
こちらの作品は1月の作品展でも展示予定です。多くの方にご覧いただきたいと思っています。