プラネタリウム見学(4年生 理科)
2023年2月 8日 (水)
4年生は理科の学習の一環として、生田緑地内にある「かわさき宙(そら)と緑の科学館」へ行きました。
施設内にある「アストロテラス」では、太陽のしくみについてのお話がありました。太陽は地球を横に109個並べた大きさの天体です。望遠鏡を使い、特別な赤いフィルターを通して撮影した画像を見せていただきました。モニターに映し出された真っ赤な太陽の表面には、炎が舞い上がっているように見えるところ(プロミネンス)があります。太陽の表面のほんの一部分なのに、それが地球一個分を越える大きさだと知り、宇宙の世界のスケールの大きさに驚く子どもたちでした。
見学の後半は、いよいよプラネタリウムです。この季節に見える様々な星座が登場しました。「街の明かりが届かない山奥へ移動しましょう」案内の声とともに天井はさらに暗くなり、満天の星空に。「きれい・・。」子どもたちのため息が聞こえてきます。オリオン座のベテルギウス、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン。それらをつなぐと冬の大三角になります。まわりの星と比べてひときわ明るい一等星の輝きを、子どもたちはうっとりと見つめていました。
美しい星空を見上げながら、様々なお話を聞いた子どもたち。プラネタリウムを経験するのは初めて! と嬉しそうに話す子もいました。子どもたちは、これまで以上に宇宙や星空に関心を持ったことでしょう。夜空を見上げたときには、今日の学習を思い出して星座を見つけてほしいなと思います。