防災学習(6年生 総合)
2022年6月10日 (金)
厚木市にある神奈川県総合防災センターを訪れ、防災についての学習をしました。こちらの施設の防災情報・体験フロアには、地震や風水害などの体験ができるコーナーをはじめ様々な防災情報の展示があります。
「地震体験コーナー」では、東日本大地震で最大震度7を観測した宮城県栗原市での揺れや、神奈川県でこれから起こると予想されている揺れを体験しました。震度7の揺れに、慌てて手摺りを握る子どもたちの姿が見られました。「まだ揺れている感じがする・・」「身体が手すりにガンガンぶつかって痛かったよ」と、口々に話していました。12年前の東日本大地震では、この日に体験した揺れがもっと長い時間続いたそうです。そのお話を聞き、さらに驚きの表情を浮かべる子どもたちでした。
「風水害体験コーナー」では、風速毎秒30メートルという暴風を体験しました。こちらの経験も、子どもたちに大きな衝撃を与えたようです。息もできないほどの暴風に、自然の怖さを改めて感じていました。
先月、学校で実施した「防災訓練」は、防災や減災、そして自分がすべきことについて考えました。今回の学習では、地震や風害の恐ろしさを実際の様子に近い状態で体験することにより、防災訓練での学びがさらに深まったことでしょう。いつどこで起きるかわからない大きな地震や、これからの季節に多くなる豪雨や台風などに、自分たちなりの心構えを忘れずに備えたいものです。