無事だといいね!
2022年6月13日 (月)
児童の日記に、次のような文章がありました。紹介させていただきます。
グラウンドのはじっこに、かわいいハトがいたので見てみました。親鳥の近くに小さくて、かわいいヒナがいました。手のひらぐらいのヒナが親鳥に寄り添って温められているようでした。親鳥がヒナを大事に守ってあげているんだなと思いました。無事に巣立ってほしいと思います。
グラウンドの片隅に作られた「巣」を、日頃から観察していたのですね。優しい気持ちでハトの親子の姿を見守る姿が、文章から伝わってきました。他にも、最近の様子を気にかけている子がいました。「ヒナの頭が見えたよ」「親鳥、今日はいなかったみたい」休み時間が終わると、何人かがそんな報告をしてくれました。
次第にキジバトらしいうろこ状の模様が表れ、羽を動かすまでに成長しましたが、先週の金曜日を最後に、その姿がありません。先日、巣を覗き込む親鳥の姿を一度見たきり、その姿も見かけません。親鳥は、ヒナを探していたのでしょうか。もしくは、ヒナが少しだけ早い巣立ちの時を迎えたのかもしれません。
自然界では、私たちが手を差しのべられないことがたくさんあります。愛らしい動物の姿にほっこりすることがあれば、時には厳しい現実も‥。みんなに見守られながら育ったハトのヒナが、どこかで元気に過ごしていることを願っています!