柿農園見学(3年生 社会科)
2021年11月 4日 (木)
3年生が社会科見学で柿農園を訪れました。訪問先は、学校からスクールバスで10分ほどの黒川営農団地。川崎市麻生区と東京都稲城市が接する丘陵地に、18haほどの畑が広がります。
バスを降りると、農家の志村さんが出迎えてくださいました。200本ほどの木が並ぶ柿農園で、使用する農機具や肥料のことなどに触れつつ、年間を通した柿作りの流れについて説明がありました。200本ほどの木を、一つひとつの作業に長い時間をかけて大切に育てている農家の方の思いは、子どもたちの心に刻まれたことと思います。
今日のお話の中に「禅寺丸柿」の説明がありました。禅寺丸柿は麻生区原産の品種で、その原木(樹齢約450年)が王禅寺というお寺の境内で保存されています。志村さんの柿農園では授粉樹として植えられていて、柿を甘く、美味しくしてくれているそうです。流通量は少ないですが、地域の大切な特産品。機会があったら味わってみたいものです。
さて、見学の最後に柿のもぎ取り体験をしました。この時期に実っているのは富有柿です。子どもたちは農園内の木をゆっくり見て回りながら、一番のお気に入りの実を丁寧にもいでいました。今日は、さっそくお家の方と一緒に食べた子も多いことでしょう。学びの多い社会科見学となりました。