本から学んだことを伝え合おう(3年生 国語)
2021年7月15日 (木)
3年生の国語の授業(単元名「本は友だち」)の様子を紹介いたします。
物語や動植物、電車など、子どもたちは日頃から様々なジャンルの本に親しんでいますが、この単元では物事を説明したり解説したりする本に目を向けさせています。
単元の導入として教科書に載っている「鳥になったきょうりゅうの話」を読みました。「きょうりゅう」の文字を見て、多くの子がティラノサウルスのような大きくて強い生き物をイメージしたようですが、このお話の主役は羽毛の生えた小さな恐竜たち。地球環境の変化の中で多くの仲間が死に絶える中、生き残って現在の「鳥」へと進化を遂げたというのです。6ページほどの短い文章に、子ども一人ひとりの新しい気づきや発見がありました。
昨日の授業では図書室にある「科学読み物」の中から、各自が読みたい一冊を選びました。動物や植物の図鑑、人体の仕組みや天体など、本の分野は様々です。これらの本で学んだことを友だちと伝え合うのが、この単元学習のゴールです。子どもたちは、タブレットを効果的に活用しながら自分なりの方法でまとめていきました。「この写真を見せながら話すんだ」と、説明する順番に画像を並べている子もいました。発表の準備は万端です。
明日はいよいよ、一人ずつ本の紹介をする時間です。本から学んだことや本の魅力が、友だちにうまく伝わるといいですね。また、友だちの話を聞いて、夏休み中に読んでみようと思えるような、すてきな一冊との出会いがあるといいなと思います。