楽しみなうさぎ当番(3年生)
2021年4月10日 (土)
毎年、3年生がうさぎのお世話をしています。先日、学校のうさぎ「たれぞうくん」のことについて勉強しました。どんなにかわいい動物も、まずは性質を理解することが大切です。授業では次のようなことを学びました。
・うさぎは草食動物で、主食は牧草。おやつとして、タンポポなどの草花を与えることもできる。
・自然界では捕食される側の動物なので、たいへん臆病な性質。抱っこされるのは実は苦手。
・たれぞうくんは目が不自由なので、優しい声で話しかけることが大切。
・背中やおでこのあたりを優しくなでると、よくなついてくれる。
「2年生の頃から、お世話したかったんだ」「おばあさんのお家で飼っているから、扱いになれているよ」子どもたちからそんな声が聞こえてきます。休み時間になると「もう待ちきれない!」とばかりに、何人かの3年生がたれぞうはうすに集まってきました。木曜日には昇降口付近をぴょこぴょこと歩いたたれぞうくんですが、金曜日に子どもたちがのぞいた時にはすっかり夢の中。「おじいちゃんだからね」と、子どもたちは「なでなで」をするだけにして、ねむたそうなたれぞうくんを見つめていました。動物のリズムに合わせて関わることの大切さを感じていたようです。
来週の月曜日から、さっそくお世話の当番が始まります。体調管理やお家の掃除を続けながら大切にお世話していこうと思います。(最後の写真は、授業のない日にグラウンドでくつろぐたれぞうくんです。)