昔の道具体験(3年生 社会)
2021年2月25日 (木)
社会科の単元「市のうつりかわり」の学習の一環で、昔の道具を実際に体験しました。
寒空の下、「冷たーい!!」と声を上げながら挑戦しているのは、洗濯板を使った洗濯です。各自の雑巾に洗濯石鹸をつけてごしごしと板にこすりつけるのですが、なかなかイメージ通りには力が入りません。「どうやればいいんだろう?」「うまく泡立たないなあ・・」そんな声が漏れ始めます。「毎日こんなことをやるのは大変だ」とつぶやききながら、何度も挑戦する子もいました。
ひと通り洗い終えてから、水ですすいでみました。「きれいになったよ!」予想以上に汚れが落ちていたようで、子どもたちは雑巾を広げて嬉しそうに見せにきました。この活動の後、当時の洗濯の様子について書かれた資料を読みました。子どもたちは実際に体験したこともあり、洗濯板を使う上での苦労だけでなく、昔の人の工夫や知恵についても関心を持って学んでいたようです。