地層の勉強(6年生 理科)
2020年12月15日 (火)
「大地のつくりと変化」の単元で、地層について学習しています。前回の授業では、地層がどこでどのようにしてできるのかを考えていきました。
考える手がかりは、次の二つです。
①地層の中から貝の化石が見つかることがある。
②地層の中の「れき」の形が川原の石のように丸みをおびている。
子どもたちが、これらをもとに推測しました。「貝の化石が見つかるということは、海の中で地層ができたのかな?」「地層のれきは、川から流れてきたもの?!」このように意見を交わす中で、「地層は、川を流れてきた小石などが、海底などに積もったものなのだろうか?」という考えにたどりつきました。
今日の授業では、実験装置を使って「水に流された小石や砂がどのように水底に積もるのか」を実際に見て確かめました。子どもたちは予想をした上で、先生が小石、砂、どろを水で流すのをじっと見守ります。結果は、最も重い小石が早く沈み、その上に砂、一番上にどろが積もりました。水中では粒の重さによって沈む速さや流れる距離が変わることなど、実験の結果から多くのことを学びました。
地層の勉強はもうしばらく続きます。次回の授業で登場する「化石」の学習も、子どもたちの興味・関心を引き出しながら楽しく進めていきたいと思います。