12月の楽しみ
2020年12月 4日 (金)
12月に入り、風が冷たく感じられる季節になりました。今年も、小学校の昇降口にクリスマスツリーが飾られました。今日の昼休み、農園の大根の水やりに行こうと昇降口で準備をしていた3年生が立ち止まり、それを眺めていました。クリスマスを楽しみにしている子どもたちも多いことでしょう。
日本古来のお祭りではありませんが、今ではすっかり年中行事の一つとして年末の風物詩になっているクリスマス。歴史を紐解いてみると、キリスト教以前のヨーロッパでは太陽の復活を願う冬至祭りが行われていて、後にクリスマスの行事に結びついたと言われています。冬至とクリスマスには、そのような意外な関係があったのです。
さて、今月21日は二十四節気の一つ「冬至」です。西洋のクリスマスでは常緑のモミの木が「生命のシンボル」ですが、日本の冬至ではかぼちゃを食べ、ゆず湯に入るのが習わしです。クリスマスシーズンを楽しみつつ、日本古来の行事を味わう機会にするのもよいですね。