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2018年11月

美しい日本語の話し方教室(5年生)

2018年11月 2日 (金)

 私たちが使う言葉には、作文や読書などを通して学ぶ「書き言葉」、身近な人との会話を通して身につける「話し言葉」があります。今日は、子どもたちの話し言葉をより豊かなものにするためのヒントを、たくさんもらうことができました。
 「美しい日本語の話し方教室」は、劇団四季による特別授業です。指導してくださるのは、舞台で活躍されている劇団四季の俳優の方々です。独自のメソッド「母音法」を使って、日本語を一音一音ハッキリと発声する練習をしていきました。例えば「おはようございます」を母音だけで発音すると、「おあおーおあいあう」になります。このように、母音の響きを大切にして何度か練習した後に、今度は子音も入れて言ってみました。「おはようございます!」― 違いは明らかでした。母音を大切に発音する意識が高まったことにより、心地よく響く挨拶に変化しました。何よりも、子どもたち自身がそのことを実感したことでしょう。
 今日学んだことは、演劇や研究発表など人前で表現する場面はもちろんのこと、日常生活での会話にも生かされると思います。身近な人と気持ちを伝え合える豊かな話し言葉が、これまで以上に増えていくことを期待しています。

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柿農園見学(3年生 社会科)

 社会の単元「農家で働く人々」の学習の一環として、柿農園の見学に行きました。毎年お世話になっている近隣の農家を訪れると、柿農園は鮮やかな橙色で覆われ、実りの季節を迎えていました。
 今日のお話の中に、木の剪定作業に関する説明がありました。寒い冬の時期、1本に1時間以上かけて剪定を行い、風通しのよい木を育てるそうです。農作業と聞くと収穫の様子をイメージしがちですが、年間を通した様々な工夫や努力によって作物は育てられます。メモを取りながら、真剣なまなざしで話を聞いていた子どもたち。驚きや新しい発見がたくさんあったことでしょう。
 見学の終わりには柿をもぐ体験をさせていただきました。子どもたちが収穫したのは、四角い形が特徴的な「次郎柿」という品種です。木になっている柿の色や形を見比べながら、一番のお気に入りをもいでいました。生産者の思いが込められた柿を、子どもたちは大事そうに手に持って帰りました。

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全校集会

2018年11月 1日 (木)

 今日の1時間目は、集会委員会の子どもたちによる全校集会でした。今回の企画は「鉄道工事」というゲームです。各クラスが1列に並び、ゴールに向かって敷かれた新聞紙の上を一歩ずつ進みます。鉄道工事員に選ばれた6人の子どもたちが、最後尾側から新聞紙を回収して最前列へと運んでいきます。新聞紙の《レール》が一番早くゴールに到達したクラスの勝ちです。低・中・高学年に分けて行った対戦はいずれも大接戦。応援にも熱が入り、子どもたちは大盛り上がりでした。
 1~6年生に楽しい時間を過ごしてもらおうと
アイディアを出し合い、委員会の時間に話し合ってきました。綿密に準備を重ねたつもりでも、実際にゲームを進めると予想外のことが起きたり、その場での適切な判断が求められたりします。今日の「委員会ランチ」の時間には、集会委員の子たちがさっそく集会の振り返りをしていました。次の全校集会は、来年2月に予定されています。今度はどんな企画が生まれるのでしょうか。楽しみにしていたいと思います。

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