のびのび SDGs学習
6月18日(金)のびのびの時間にSDGs学習をおこないました。
SDGsとは2015年9月の国連サミットで採択された
「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。
環境問題、差別、貧困や人権問題といった世界の課題を、
2030年までに解決するための行動計画として17の目標が掲げられています。
子どもたちはSDGsについてのアニメーション動画を見て
「食べられるのに捨てられている食品は日本では半年でどのくらい?」
「世界には学校に通えない子どもがどのくらいいる?」といったクイズに答えました。
「なぜ学校に通えない子どもたちがいるの?」という問いかけには
予想以上にたくさんの手があがり、自分の言葉で意見を伝えてくれる子どもたちの
積極性に驚かされました。
また、SDGsに関する取り組みの一つとしてフェアトレードについても学びました。
フェアトレードは、開発途上国の原料や製品を適正な価格で購入する「公平・公正な
貿易」をおこなうことで、立場の弱い生産者や労働者の生活改善や自立を目指す営み
です。
身近な商品の中にフェアトレードの証であるフェアトレードマークを探したり、
フェアトレードによって救われる生産者・労働者がいることを動画で学びました。
学習後には、フェアトレードチョコレートをみんなで実際に味わいました。
最後に子どもたちは感想を書いてSDGs学習を振り返ります。
「たべものを捨てる人が多いことにびっくりした。」
「学校に通えない子がかわいそう。」
「世界にはこんな大変な人がいたんだ。」
など、知らなかった世界に目を向けることができていました。
今回学んだことは世界の課題のほんの一部ですが、
今後も続けていくSDGs学習の貴重な一歩となりました。