桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

桐光小だより桐光小だより

20210214

2021年2月14日 (日)

 「おたんじょうび おめでとう」という題名の絵本は数多く出版されていると思いますが、先日4年生の書写(硬筆)の教材としてその本の文章を使わせてもらいました。
「4才になったサムは、一人で部屋の明りをつけようとしますが、スイッチにまだ手が届きません。洋服を一人でとろうとしても洋服ダンスも高くて手がとどきません。そんなサム君におじいちゃんからいすがとどきました。」というような文章でした。子どもたちがこの文章を書く前に、私が読んだあとで子どもたちがどう思ったかを尋ねてみました。
・文章の中の「明り」は「明かり」と習いましたがどちらでもよいのですか?(確かに「か」が入った方がよさそうです。)
・サムに君がついているところとついていないところがあります。
というようなするどい指摘もありましたが、ほとんどの子は椅子をプレゼントしてくれたおじいちゃんの気持ちを理解してくれていました。
この一冊の絵本からも私たちは学ぶことができます。子どもたち一人ひとりに今何をしてあげることがよいのか、または、何をしてはいけないのかを。
私は、子どもたちへの誕生日カードに、自分でできることが少しずつ増えていくことがすばらしいことなんだと書くことがあります。
自分に何ができるのかをいつも考えていきたいものです。
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