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2020年2月 8日 (土)

PTA英語教室:英語で落語の会

今年度最後のPTA英語教室は、毎年恒例の「英語で落語」の会でした。

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学院高校の選抜クラスで英語を担当されている寺田隆郎先生が、落語をわかりやすい英語で公演しました。寺田先生は落語家として全国大会にも出場、海外公演にも出かけるほどの経歴をお持ちです。

日本には約400年前から続いている笑いの芸能「落語」があります。
落語はイマジネーションの芸とも言われます。落語家は座ったまま、身振り手振りで色々な動きを表現します。扇子・手拭い以外は何もないシンプルな舞台で、落語家は生きた言葉だけを操り、観客の頭の中に、歴史の中の風俗や風物、人々の暮らしを鮮やかに描き出します。近年落語は海外でも人気が高まり、世界に誇る日本の文化として注目を集めています。

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今回は英語で「頭山(改作)」を、次に日本語で「首提灯」の話でした。落語では噺の最後にことばの音や意味をかけた「落げ(サゲ)」がありますが、寺田先生はこれを英語で行いました。落語に接する機会はもちろん、英語で落語を聴く機会は滅多にありません。参加された保護者の方も、子どもたちと一緒に楽しい時間を過ごすことができました。子どもたちには生き生きと話される「英語」はもちろん、表情や仕草などあらゆる感覚を使って、楽しんでほしいと願い、この「英語で落語」の会を続けています。

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