桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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発表会を終えて

2019年2月26日 (火)

 先週の土曜日は発表会でした。子どもたちは、お家の方の前で心をこめて発表しました。発表が終わると、低学年の子は「先生?どうだった?上手だった?」と嬉しそうに駆け寄ってきます。もちろん、みんなに《はなまる》です。学年が上がるにつれて、自分たちで創り上げたという思いが強くなります。幕が閉まった後の舞台上では、小さな声で「うまくいったね!」「終わったね!」と友だち同士で喜び合う姿が見られました。一つの目標に向けて力を合わせる経験を通して、クラス・学年の仲がさらに深まったことでしょう。
 
月曜日、たくさんの子どもたちが発表会の日のことを日記に書いてきました。
〇口をたてにあけたら、きれいな声がでました。(1年生)
〇がっしょうでは、声の大きさでたのしさやかなしさをひょうげんできたとおもいます。(1年生)
〇おばあちゃんの声をひょうげんするのに、くぎりをいしきしました。(3年生)
〇ものすごい緊張から解放されて頭が真っ白で、今やっと最後の行事が終わった‥さみしいなあ‥という気持ちが出てきました
。(6年生)
 みんな、がんばったのですね。どの子の日記も達成感や安心した気持ちで溢れていました。
 4年生の教室では「平家物語」を読み始めた子がいました。「6年生が群読で発表していたけれど、あまり内容が分からなくて。でも、もっと知りたいから買ってもらったんです。」と、その子が嬉しそうに話していました。「平家物語」は言葉も内容も難しいはずです。それでも、6年生の力強い群読は4年生の心にしっかりと届いたのでした。このように、上級生の姿を見ながら子どもたちは成長していくのでしょう。

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